現在女優・ダンサー・歌手・タレントなど様々な活躍を見せている鞘師里保さん。知っている方も多いですが、元は人気アイドルグループのモーニング娘。のメンバーで、絶対的エースまたはセンターと呼ばれていました。
実は鞘師さんは12歳でモーニング娘。に加入し、17歳で卒業しています。あまりにも若い歳での卒業で、ファンにも早すぎると言われていました。そして卒業後はアメリカへ留学しています。
もちろん現在は日本に戻ってきて芸能界に復帰しているわけですが、全く英語が喋れない状態でアメリカ留学へ行き、今はどれくらいの英語力なのでしょうか。また卒業した現在何をしているのでしょうか。詳しく調べてみました。
鞘師里保さんのプロフィールと経歴
まずはプロフィールを軽くおさらいしましょう。
幼稚園でモーニング娘。の楽曲を踊り、ダンスや歌に興味を覚えて、6歳から「アクターズスクール広島」に通い始めました。そこで実力をどんどん伸ばしていきました。実は世界的にも有名なアイドル「BABY METAL」の中元すず香さんも同じスクールで、「ダンスの鞘師、歌の中元」と呼ばれるほど2人は飛び抜けていたようです。
ちなみに中元すず香さんの姉である乃木坂46の1期生の中元日芽香さんも同じスクールです。
モーニング娘。のオーディションのときにはすでに「あの子が入るんじゃないか」と噂されていたほどでした。そしてモーニング娘。加入後は得意のダンスを中心に、人気が低迷していたモーニング娘。を再び立て直し人気を集め、あっという間に絶対的センター、エースとなっていきました。
モーニング娘。の卒業理由
17歳という早さでアイドルを卒業した鞘師さん。その理由は
今の自分のまま大人になるのは嫌だ
という気持ちでした。
その原因として、モーニング娘。時代ニューヨークでの公演後の握手会の時にファンの人の挨拶に「Thank you」としか返せなかったこと、とちょうどその時に今後の生き方について考えていた時期でした。そして「もっと経験すべきことがあるんじゃないか」と思い環境ごと買えたくなったのが理由だそうです。
そして英語力とダンスを真剣に学ぶため、アメリカへの留学を決め卒業を決めたそうです。
アメリカ留学時代で身につけた英語力
実は英語力ほぼ0でアメリカ留学へ行ったという鞘師さん。もちろん義務教育で英語はある程度習いますが、モーニング娘。の活動がいそがしかった鞘師さんは、普通の人よりは英語ができなかったそうです。それでも「行けばなんとかなる」と留学を決めた鞘師さんの行動力とフットワークの軽さは見習うべきですね。
アメリカではまずは英語を学び、その後にダンスを学ぶという段階を踏む留学にしたそうです。まずは語学学校に通い始めました。語学学校は基本的に入る際に英語のレベルを試され、そのレベルごとにクラスが決まりますが、鞘師さんはやはりというか「ビギナークラス」だったそう。
語学学校に入って3ヶ月ほどはほとんど喋れなくて孤独を感じていたそうです。人見知りで解らなかったことも、解らないと聞き返せない状態が続いたようです。ですが、このままではだめだと思い
- わからないことは聴く
- 「よく使うワード」をノートにまとめる
- まとめたワードを使う
を徹底して行うようにしたそうです。
それを徹底した結果、考えなくても言葉が返せるようになっていったそうです。その時に感じたのが「会話で自分のペースを守ること」。ゆっくりしゃべってほしいなどを伝え、会話で焦らないようになったそうです。
それで1年間語学学校を続けた結果、TOEIC820点を取るほど英語力が上がったそうです。ホームステイでお世話になったホストファミリーにも「来たばかりの頃は英語がトンチンカンだったわね」と笑い和えたそうで、そういゆう会話ができるほど英語が上達したことに嬉しくなったそうです。
また語学学校には色んな国の人がいて、基本的に興味津々で話しかけてくれます。そんなコミュニケーションをとっていくうちに英語はできるようになってきます。僕も自身の経験から、日本で英語を勉強するよりも海外に語学学校に行ったほうが数倍早く英語が身につくのは体感を持って感じられます。
ダンス留学
ダンススクールでは英語をしっかり学んだことで、動きだけではなく会話でも細かいことを質問できたりしたそうで、最初に英語をしっかり学んでからダンススクールという順番は大成功だったと語っています。
ダンススクールでは様々なダンスのスタイルに触れ、実際に生で見ることで良さがわかるダンスなどもあったそうです。JAZZ、HIPHOP、コンテンポラリー、バレエなど様々なものを体験し独自のダンススタイルを探求していったそうです。
当時のダンスレッスンの様子は鞘師さんのInstagramなどに公開されています。
マツコ・デラックスに認めらるほどの鞘師の現在の活躍と英語維持
鞘師さんをモーニング娘。時代から応援していたマツコ・デラックスさんは
「あなたは本当に“天性のセンター”よ。気合いを入れなくても、おすまししているだけでダンスも歌にも目がいくのよ。こんなことを言ったらあれだけど、顔は地味なほうじゃない?」
と鞘師さんを絶賛しています。
そんな鞘師さんはモーニング娘。を卒業をしてから
- 2019年「ひなフェス」で3年ぶりにステージへ
- BABY METALの世界ツアーでサポートメンバーの1人として出演
- ソロとしてアルバムやシングルリリース
- ミュージカル・ラジオ・ドラマ・映画・バラエティ番組で活躍
と活躍の幅を広げています。
英語もやはり日本で活動する中で、どんどん英語力が落ちていくのを感じているそうですが、
アメリカのニュース番組やYoutubeなど英語圏の動画を見る時間を作っている
そうです。
一言で英語と言っても、どの国の人か、どの言語を母国語としているかで、使う単語やアクセントなどが変わってきます。様々な英語を聞くために様々な動画を見ることで、英語のボキャブラリーを増やすのに有効と鞘師さんはコメントしています。
そしてせっかくできたアメリカ留学時代の友達と連絡を取り合うこと。言語はコミュニケーションの道具であることが大前提なので、コミュニケーションをとらないと落ちていきます。つまり言語が違う友達というのは、その言語力が落ちていかないために大切な要素で、鞘師さんも留学で得た1番の財産と語っています。
まとめ
12歳で華々しくアイドルグループに加入し、人気絶頂の17歳という若さで卒業。そして単身アメリカに語学そしてダンス留学をしている鞘師里保さん。17歳で卒業というのは本人は早いと思っていなく、ベストなタイミングだったと語っています。
そもそも17歳で留学の選択をできる人は中々いないと思うので、あまり比較などはできませんがやはり成功する人は行動力がある人なのでしょう。
日本に戻ってきて芸能活動を再開している彼女の今後が楽しみです。