2024年10月31日の24時半に向井葉月さんが、パーソナリティーを務める「木曜ここで待ち合わせ」というラジオ番組で、向井さんが乃木坂からの卒業と芸能界引退を発表しました。
深夜にひっそりと発表された卒業にファンはびっくりしています。ラジオでの卒業発表は向井さんの夢だったそうです。ラジオでの卒業発表は元2期生の新内眞衣さん以来でしょうか。3期生なので卒業はなくはないですが、芸能界引退までするのはびっくりです。野球好きで有名だったので、スポーツ関係の番組方向に行っても面白いかと思っていたのですが。
活動は2024年12月31日までで、37枚目シングルにも参加しないそうです。また「木曜ここで待ち合わせ」のラジオも年内で終了とのことです。
卒業を発表したブログでも
先ほど担当しているラジオ放送内で発表させていただきましたとおり、
私は2024年12月31日を持ちまして乃木坂46を卒業します。37枚目シングルには参加いたしません。
そして卒業後は芸能界も引退します。私にとって、とても大きな決断でした。
乃木坂46公式HP
とファンに向けて語っています。
今日は向井葉月さんが卒業する理由について考察をしていきたいと思います。
卒業の理由
向井さんは公式ブログで
乃木坂に入って8年以上経ちますが、
変化というものに柔軟になれない私は年を重ねるにつれて活動中に悩むことが増えていきました。そんな中でもメンバーと楽しい時間を過ごしたり、自分と向き合ってみたら、
乃木坂46公式HP
いつの日かステージに立つ自分がすごく好きになっていて、
乃木坂を卒業したその先の未来の自分にも前向きになれていることに気づき卒業を決めました。
と卒業理由を語っています。
また卒業を発表したラジオでも
新しく新しく変わっていく乃木坂に素直に受け入れられない自分がいて、
新しく変わっていかなくてはいけないのに、なんで受け入れられないんだろうと、頑固な自分と葛藤する時期もあった。
それでも頑張っていくうちに、グループへの未練がなくなっていき今だと思った
と語っています。BGMである「君の名は希望」が涙を誘いました。そしてブログやラジオでの発言から、つまりは
昔と変わってしまった今の乃木坂46の体制についていけない(いきたくない?)
が卒業の理由となるということがわかります。
更に深堀りして考察
向井さんは上記のように理由を語り、それ以上は語っておりませんでした。それではどんな部分が変わっていったのでしょうか。おそらく古参のファンであればわかるという気持ちをXからみつけました。
向井さんは乃木坂加入前から乃木坂ファンで1期生、2期生が卒業するまでは卒業しないと以前言っていました。そして今は1、2期生が全員卒業しいなくなっており、3、4、5期生の時代になっています。さらにこれから6期生が入ってきます。
また時代に合わせた楽曲や衣装など、昔の乃木坂46では想像できないことが少しずつ増えていき、好きだった、理想だった乃木坂1,2期生時代とは変わってしまったグループについていく気がなくなってしまったのではと考えられます。
なんとなく昔と変わっているのは感じますが、何が変わったかといわれると難しい部分もありますよね。人が変わるのは当たり前ですし、人が変われば雰囲気も変わっていきます。また全く変わらなければ飽きられますし、グループ自体がなくなることもあり得るでしょう。一概に良し悪しは言えません。
ブログの題名「エーデルワイスが枯れる前」の意味とは
もう一つ気になるのが、ブログの題名「エーデルワイスが枯れる前。」というものです。筆者が無知なだけだったらすいませんが、向井葉月さんやブログの内容からエーデルワイスが何なのかわかりませんでした。
もちろんエーデルワイスが花なのは知っています。Xではエーデルワイスについて
と関連性を示唆してくれている方もいらっしゃいました。これは向井さんの推しだった「星野みなみ」さんがいた高貴で届かない花である1、2期生がいた乃木坂46の欠片が枯れる前(全くなくなってしまう前)に卒業するということなのでしょうか。
それとも昔の乃木坂46の「大切な思い出」がかき消される前に旅立つということでしょうか。もちろん向井葉月さんの意思がどうなのかはわかりません。同じようなこと考えてる人もいました。
ですが、以前に乃木坂46のメンバーで「エーデルワイス」という言葉を用いた人が1人だけ見つかりました。それは池田瑛紗さんです。
乃木坂46公式HP
ここでは3期生楽曲の「逃げ水」の衣装を着たことについて書いてあるのですが、逃げ水は当時3期生の与田祐希さんと大園桃子さんが、加入しすぐにセンターに選ばれたシングルです。やはりエーデルワイスと3期生は何かしら乃木坂の中で関係があるのではないでしょうか。
そこにヒントがあるかもしれませんが、これ以上何も出てきませんでした。
メンバーや元メンバーからの言葉
向井さんの卒業に対して、卒業生で2期生の寺田蘭世さんからはこんな投稿がInstagramからありました。
寺田蘭世公式Instagram
寺田さんには事前に卒業する旨を伝えていたようですね。やはりここでも
「乃木坂46が大好きで入ってきてくれて、綺麗じゃない部分もたくさんみて、沢山大変なこともけいけんしただろうに、それでも、常に一期生二期生が作ってきた乃木坂46を守りたいって、守りたかったってずっと言ってくれてた」
と向井さんが1,2期生の乃木坂46が大好きだったのが伝わってきます。
また中西アルノさんはメッセージと呼ばれるファン限定の購読サービスで寂しさを語っています。中西アルノさんは乃木坂46に加入直後に様々な過去を掘り起こされ事実かどうかはわかりませんが炎上しています。
芸能界に入ってばかりの十代の子が、炎上し誹謗中傷までされ、正直かなり中西アルノさんの精神は危なかったのではと思っています。ですが向井さんがいの一番に声をかけ、遊びに誘ってあげるという後輩を守る先輩ぶりを発揮しており、中西さんもそれに非常に感謝しています。
ファンの感想
向井さんの「変化というものに柔軟になれない」という卒業の理由に関するファンの考えなどをピックアップしました。
また夏頃に向井さんの卒業を感づいていた方もいらっしゃいました。
まとめ
どちらかというと盛り上げキャラであった向井さん。野球に、ギターに、ライブでの汗に、カエル、設楽さんからの強めの絡みなど乃木坂46のムードメーカーでもありました。
そして先輩から可愛がられ、後輩には優しくとてもいいメンバーだったことも他の乃木坂46のメンバーからの言葉や、冠番組での絡みでわかります。中には1番乃木坂らしいメンバーという投稿も多数見受けられました。
推しは推せる時に推せではありませんが、残り2ヶ月精一杯推し、卒業後は彼女のその後を応援しましょう。