日向坂46

日向坂46の13thシングル「卒業写真だけが知っている」の評判と歌詞考察

※この記事はプロモーションを含みます。

https://twitter.com/hinatazaka46/status/1866860731767066740

2024年の12月12日0時に、2025年1月29日発売の日向坂46の13枚めのシングル「卒業写真だけが知っている」の配信がスタートしました。2年連続で紅白歌合戦の選考から漏れてしまった日向坂46の再起をかけたシングルとなっているはずです。

もちろん紅白歌合戦の出演アーティストを見る限り、選考基準が大分謎な部分があるので、選考されるイコール人気があるアーティストというわけではありませんが、なんだかんだ視聴率も高い方ですし、見てる人も多く影響力は大きいです。

そんな再起一発目のシングルが「卒業写真だけが知っている」。今回はそのシングルの歌詞や、他の曲とのつながりや視聴者の評判などをまとめていきたいと思います。

「卒業写真だけが知っている」の歌詞

何回目の桜だろう

風に花びらが舞い散ってる

この季節がやってくると

なぜだか切なくなってしまうんだ

終わりの季節なのか

それとも、始まりの季節なのか

後になって振り向けば

すべては思い出の上書きさ

ずっと忘れないのは君と出会った春の日

※1 卒業写真だけが知っている

好きだ、好きだ、好きだ、好きだ

僕が好きだったこと

もしも、あの時告白してたら

今、そばにいてくれたかな

 

最後の教室で君が

みんなとスマホで自撮りしながら

青春が終わっちゃったね、と

呟いていたことを覚える

それぞれの人生が

いくつもの道に分かれていると

あの頃は何もかも、気付かないまま手を振った

まさか、それが本当のサヨナラになるなんて

※卒業写真開く、その度

今も、今も、今も、今も

胸が苦しくなる

左の三段目で微笑んでる

君のこと、今でも好きだ

 

※1

あの頃からずっと Yeah Yeah

何も変わらない Yeah Yeah

一生好きでいる Yeah Yeah

「私も好きだったのに・・」

歌詞を読むと、学生時代好きだった子に告白する勇気が出ずに卒業を迎えてしまい、それ以降その子とは会っていない主人公の悔みの気持ちと、好きだった子は、実は主人公のことが好きで相思相愛だったという切ないストーリーを表現した歌詞になっています。

作詞はもちろん秋元康さんですが、作曲は「黒い羊」や「Start Over」などを手掛けたナスカさん。数々のヒット曲を飛ばしている作曲家です。以外にも日向坂46の作曲は初です。

AKBっぽい?

この歌詞や曲がAKBっぽいという声がちらほら聞こえました。

https://twitter.com/n033041/status/1866972866761396714

他にも

何か懐かしいと感じた正体が分かった あの時代のAKBを思い出す曲調なんだ

凄く、AKBっぽさを感じる一曲だったけど日向坂では初のナスカさん作曲! だから好きな曲なんだなって思った!

みなさん言うてるけど康全開の歌詞と平成のAKBみのある疾走感がどストライクやわ。

と、褒めていても貶していてもどちらにせよAKBっぽさがあるという意見が多かったです。正直AKBの曲を知らないので私は比較できませんが、作詞が秋元康さんで同じなのでありえないことではないのかなと思います。

ただその理由としてこんな事を言っている人がいました。

小さい声で言わせてもらうとこのAKBっぽさって 加藤史帆&富田鈴花がいないからなのでは… この2人に限らずだけど今まで低音引っ張ってたメンバーがいないから…

たしかに的を得ている気がします。

今までの日向坂46の歌唱力は齊藤京子さん、加藤史帆さん、富田鈴花さんが大きな要素でした。ですが、齊藤京子さん、加藤史帆さんは卒業、富田鈴花さんは今回は選抜から漏れてしまい「ひなた坂46」での活動となっています。

4期生の藤嶌果歩さんも歌唱力が高いメンバーで知られてはいますが、齊藤京子さんの圧倒的歌唱力の低音や、加藤史帆さんの伸びがある特徴的な歌声、富田鈴花さんの安定感のある音程での広がる歌声と比べると、藤嶌果歩さん一人ではまだ物足りなさは若干出てしまいます。

それで抑揚がなくなり、ザ・アイドルソングらしい、フラットなポップらしさだけが歌声に出てしまったのかなと思います。

それでも歌詞がセンターの小坂菜緒さんに合っていますし、同じく小坂さんががセンターを務めた「僕なんか」に繋がりも見え隠れしていて良曲になっています。

「僕なんか」や「君を覚えていない」との繋がり?

投稿の中にこういった面白い投稿を見つけました。

たしかに3列目の左に「君を覚えていない」のセンターである宮地すみれさんがいますね。そして君を覚えていないの

君を覚えていない

無理していった

でも本当は忘れちゃいない

だって今更好きだったなんて、そんなのってカッコ悪いじゃないか

卒業アルバムめくって次のページ

何回開いただろう

の歌詞がマッチしている部分がありますよね。ただ歌詞的には「君を覚えていない」の主人公は好きなこと違うクラスなので、違う主人公だとは思います。

また「僕なんか」との繋がりも唱えている人がいました。

https://twitter.com/occharian_2/status/1866876437241929906

こちらも似たような主人公ですね。僕なんかと卑下して結果告白をしない思春期のウジウジした感じをうまく表現した曲となっています。そういった面では今回の「卒業写真だけが知っている」とも似ていますね。

ただ今回の「卒業写真だけが知っている」は「僕なんか」や「君を覚えていない」とは違い、相手の気持の答えもでています。なので結局は結ばれなかったものの、告白しておけばよかったのに!と聞いている人に思わせる曲となっています。

ある意味悩んでも告白をしなければ、結果は出ない、付き合えるかもしれないから告白をしておこう!と背中を押す曲にもなっているのではないかなと思います。

まとめ

日向坂46のファンである「おひさま」からの評判は良いようです。絶対的エースである小坂菜緒さんをセンターに迎えて、アイドル感全開の春らしいセツナソングで勝負といったところでしょうか。

ただ個人的にはやはり、加藤史帆さんが抜けた穴は大きいなという印象でした。歌唱力だけではなく加藤史帆さんの歌声は、曲にパンチというかスパイスと言うかそういった物をくわえてくれるものだったので、少し物足りなさを感じてしまいます。

ただそこは運営も考えてはいるはずなので、これから2025年の紅白に向かってどういった戦略を立てていくのか楽しみではあります。

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