今ネットではアラフォーの女性がロックTシャツを着ることへの批判が高まっています。最近アラフォー女性のコーディネートをターゲットにした
- 若作りおばさんコーデ
- カジュアルおばさん
- ロックTシャツ論争
などの言葉がヒートアップ。今回はそれらの言葉の真意と反応や対策についてまとめていきます。
カジュアルおばさんって何?どんなコーディネート?
事の発端は6月中旬に「カジュアルおばさん」という言葉がトレンド入りしたことから始まりました。そもそも「カジュアルおばさん」とは何かというと
若い頃に着ていた服を中年になっても着ているおばさん
という意味で使われています。つまりカジュアルと言うよりは昔に流行った服、特に2010年頃に流行った体型がしっかりとでるピタッとしたTシャツにデニムがいい例として出されています。
定義としては「機能性重視の若々しい服を着たおばさん」ということらしいです。ピタッとした服がはやっていた時代、女の人はスニーカーよりパンプスやミュール、またはヤンキーはクロックスというイメージなのですが、スニーカーが条件には入っています。
若かった時代、そのままのコーディネートではないようですね。ただここで気になることがあります。それは
おばさんって一体何歳から?
それではおばさんというの実際何歳くらいなのでしょうか。もちろん人の見た目や行動などで若々しく見えておばさんに見えないということもあるので、外見をみないでおばさんだと感じる年齢を直感的に答えてもらったアンケートがあったので結果を見てみると
「日本全国実感年齢白書2022」によると、「何歳以上から『おじさん』『おばさん』か」という問いに対しては「平均49.0歳」との結果が出ました。
年代別で見ると、70代は「55.2歳」、60代は「51.4歳」と回答するなど、年代が上がるにつれて「おばさん」「おじさん」とイメージする年齢も上がっている傾向が分かります。一方、20代は「47.0歳」30歳は「45.6歳」となるなど、回答は全世代を通して「40代後半以上」となっています。
そして“当事者世代”とも言える40代、50代の回答は、それぞれ「46.5歳」「48.5歳」となっていました。
引用元:LASISA
となっています。まとめると
49歳からがおばさん
という結果に。意外なのは20代も47歳~と結構高めの認識だということでした。
そのまま話題はロックTシャツへ
そこで昔の「10代~せいぜい20代前半までしか許されないアイテム」という記事が掘り起こされ、ロックTシャツに対する痛烈なdisがされました。その内容がこちら
引用元:10代~せいぜい20代前半までしか許されないアイテム
これに対して、誰もが知っている曲ダンシング・ヒーローやスターダスト・ドリームを歌っている荻野目洋子さんがアンサーを返します。
先程のカジュアルおばさんはぴったり目のTシャツでしたが、今回はロックTシャツに絞って言われています。上品さや清潔感とは対極の位置にあるロックTシャツは10代・20代にしか許されないアイテムとのことです。
ただロックTシャツといっても、どんなものまでがロックTシャツと呼ばれるのか気になるところなので、調べてみました。
ロックTシャツの定義
実は一般的にロックTシャツと呼ばれるものは、
ロックに限らずポピュラーなミュージシャンをモチーフにしたTシャツ
の事をいいます。ですので、アーティストのツアーTシャツや2Pacなどロックではなくても、ロックTシャツという定義には入ります。実はこのロックTシャツは昔のものであれば、かなりの値段がついているプレミアムなものもあったりします。
ではなぜロックTシャツがNGとされるようになったのでしょうか。
ロックTシャツはNG?これを守ればOK
なぜロックTシャツが昔の記事まで掘り起こされてNGだと言われるようになったかといえば、最初に紹介した「カジュアルおばさん」の服装です。ピタッとしたTシャツではないですが、動きやすい服装で若い頃に買ったであろうロックTシャツ。そのカジュアルおばさんの服装にあてはまるとして掘り起こされた記事がバズったようです。
とはいえこの「ロックTシャツ論争」はある終着点が見えてきています。それは
TPOを守っていればOK
というもの。ロックTシャツは清楚感や上品さはたしかにありませんが、そういった服装が必要でないこともあります。天皇一家でもアクティビティなどを楽しんでおられる際はカジュアルな服装をしておられます。
それではロックTシャツに対する反応を見ていきましょう。
Xでの反応
ロックTシャツ論争を真面目に語っている人もいますが、自分の持っているロックTシャツ自慢投稿になっている人もたくさんいて見ていて面白いです。というよりカジュアルおばさんからロックTシャツ論争が起こったのに、投稿している人男性多めです。
まとめ
正直服装がダサい、おしゃれというよりも、何歳になっても自分の好きな服を好きなようにコーディネートしている大人が一番かっこいいと思います。特に昭和・平成初期の日本は子供の時から「みんながー、みんながー」で育ってきているいるので、人と違うというのを極端に嫌う傾向があります。
でも意外に今の若い子は、ネットで自分の好きなものを好きに見ていて、他人もそう、という状況に慣れています。つまりは多様性を大切にしています。
ロックTシャツ論争とか、カジュアルおばさんとか話題を作っている人たちが、すでに時代から置いていかれているのかもしれませんね。