去年に引き続き、今年も西日本を中心にカメムシが大量発生しています。カメムシ対策スプレーやグッツはたくさん売られていますが、品切れ多数で、大量発生に供給が追いついていません。また値段もなかなかしてしまします。
今回はカメムシ対策グッツがない状態でのカメムシを即死させる方法をいくつかお話します。
基本虫はお腹の横の気門で呼吸している
カメムシだけでなく、多くの虫はお腹の横の穴で呼吸しています。つまり殺虫剤を使わなっくてもその穴を塞いで窒息させてしまうという手があります。それは
石油系溶剤をかける
です。パーツクリーナーがそれに当たります。パーツクリーナーは吹きかけると即死でカメムシ対策グッツよりリーズナブルです。他にも食器洗剤は食器漂白剤と水を混ぜて吹きかけるというのもありました。
カメムシにパーツクリーナー。試してみましょう。
他にも熱湯で即死
他にも熱湯をかけると即死します。ゴキブリもですが、ポットからお湯をかけると即死。周辺が濡れてしましますが、薬剤を撒き散らさないので、ペットや子供がいる場合は有効ですが、やけどに注意しましょう。
この方法はほとんどの虫に対策できるのですが、お湯を沸かしている時間を待ってくれるのはゴキブリの死んだふりくらいですので、即対応はできません。
なぜ大量発生するの?
カメムシは越冬して産卵期間は5月から8月にかけて卵を生みます。つまり越冬しなくてはいけないのと前の年にどれだけ生き残れたのかが重要になってきます。それを踏まえると去年・今年は
- 昨年カメムシの餌となる杉やヒノキの実が多かった
- 暖冬で暖かくなるのが今年は早かった
などが原因として考えられます。この2つの原因が重なり、去年餌が豊富で生き残ったカメムシが多く、暖かくなるのが早かったため活発にカメムシが動き始めた。ヒノキや杉の実はまだなっていないため山からカメムシが食べ物を求めて人が住んでいる地域へ降りてきてしまっているということです。
カメムシ即死に対する他の反応
まとめ
去年が暑かったせいで大量発生しているカメムシ。去年はその前の年が暑かったからだそうです。つまり今年も暑いということは来年も大量発生は必須。
またカメムシ対策用グッツが市場から消えることでしょう。その前に買いだめ、または対策をねっておくことが大切となります。